スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

瞼の母

感想と呼べるかどうかは分かりませんが、
思っていることを徒然に書いてみたいと思います。

31日昼の部 2階A列29番 夜の部 3階B列28番
昼の部は、ほぼ真正面。舞台の端から端まですべてがよく見えました。
夜の部は、高さこそ変わったけれども、こちらもほぼ真ん中で、
舞台を観るには全然問題ない場所だったと思います。

忠太郎は、半次郎の家でのくだりから登場。
笠を被って颯爽と登場する忠太郎は、
立ち姿もその振る舞いも、すべてが綺麗。
おぬいに話しかけるため、後姿で表情は見えません。
「あ、もし。」低くてよく通る声。
剛くんだ...と思うよりも前に、忠太郎そのもので、
すぐに感情移入ができました。

殺陣はとても綺麗な形になっていたと思います。
渡世人なので、綺麗では良くないのかもしれませんが、
型にはまった美しさというのではなく、やはり忠太郎独特の動きでしょうか。
逆にそれが、綺麗にうつっていたと思います。

昼の部では、お話や忠太郎への感情移入が先に立っていて、どうしても
忠太郎の細かい表情などを観ることはできませんでしたが、その分
夜の部では、しっかり忠太郎の表情を観る事ができ、お話にも深みを
感じることができたかなと思いました。

物語はとても単純なものですが、母親恋しの忠太郎がおはまに会うまで、
母親かと思い出会う数々の人との交流はとても心を打ちました。
雪の降る寒い夜に出会った親子には「羨ましいなあ」と眩しそうな表情。
そして、三味線を弾き銭を乞う老婆や、夜鷹のおとらを助け、かばう時の表情は
とても険しく、そこからまた優しい顔になって老婆やおとらに優しい声を掛ける。
どちらも、もしかしたら母親かもしれないという少し複雑な心境も、
忠太郎のちょっとした言葉や表情の変化から感じ取ることができて、
素晴らしいなと思いました。
特に、おとらは夜鷹であることから、母親でないほうがいいが、もしかしたら...
という微妙な気持ちの揺れ具合がとてもよく伝わってきました。

そしておはまが母親かもと思った時の弾んだ声とはにかんだような表情。
母親とはどんなに沙汰をしていても、産んだ子に愛情はあるはずと
信じきっている忠太郎に、少しの淋しさも覚えました。

おはまとの再会。
ここからは、忠太郎とおはまの掛け合いがすごい。
特におはまは、突然目の前に現れた忠太郎と名乗る渡世人に、
自分の子であると確信しながらも、最後まで突っぱねる様子がとても圧巻。
忠太郎は、思い描いていた母親が、再会を喜ぶのが当たり前と
思っていただけに、かなりの動揺がとてもよく分かります。
特に、気持ちばかりが先走り、「おっかさん」と近寄る姿はまさにその通りで、
お客さんが昼も夜も笑っていたのはなんでかなと少し思いました。
忠太郎が、おはまに銭貰いと言われ、そうではないと持っていた百両を
出し、それでも受け入れてもらえず咽び泣く姿には、おはまさん、何で?
何で素直に忠太郎を受け入れてあげないのと、叫びたくなるほどでした。
もちろん、おはまの気持ちも分かるんです。でも、でも...。
忠太郎の言葉が、だんだんやけっぱちになっていくのが分かる。
今しかない、今しかないのに。

そのあとで忠太郎を追いかけるおはま。
お話の筋とはいえ、どうして今になってと責める思い。
追いかけるおはまとお登世の声に、隠れる忠太郎。
「いやだいやだ、誰が会ってやるものか」
今さらなんだという反抗心と、それでも少しは残るおはまへの未練の思い。
「こう上下の瞼を会わせ、じいっと考えてりゃあ、逢わねえ昔のおっかさんの
おもかげが出てくるんだ...それでいいんだ」
忠太郎の精一杯の強がりと、それでも母は恋しいものという思いが
とても出ているセリフだと思いました。
そして最後の、金五郎を斬る場面。
「お前、親は。」とたずね、また「子は。」とたずねる。
「無え。」と答える金五郎を迷いも無く斬り捨てる姿は、
渡世人としてしか生きていけない忠太郎の悲哀をとても感じました。

笠を被り、朝日を見上げたその立ち姿は、すべての忠太郎の表情の中でも、
とても切なく、なおかつ綺麗で、今でも焼きついて離れません。

同じ日の、2公演の観劇ということもあってか、忠太郎の演技が
どのように進化しているのかまでは分かりませんでしたが、
派手な役回りでない分、表情やセリフまわしなどで感情を表現しなければ
いけない忠太郎は、とても難しい役だったと思います。
観劇から、3日経っても未だ忠太郎の姿は頭から離れません。
近くだったらもっともっと観たかった。
もうあと少しで終わってしまうんですね。
素直に、淋しいです。
そして、そこにいた忠太郎は、やっぱりクサナギツヨシではなかった。
でも、紛れもなく忠太郎もクサナギツヨシの一部分。
帰ってきたその日には、さぶちゃんとして笑ってた。
昨日はスマスマで、地デジくんと言っていた。
数知れない顔を持つ、クサナギツヨシという人。
私はこの人に、どこまで付いていけるのかな?
好きだけど、尊敬に値する、大切なひと。
そしてそんな自分も愛おしい。剛くんを好きな自分が大好きなのです。


スポンサーサイト

テーマ : 草なぎ剛   ジャンル : アイドル・芸能

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

みけたさん、こんにちは。
やっぱり、忠太郎は最強でしたね。
ほんとに未だに浮かんできますもんね。
舞台って、初めてだったけど、やっぱりすごいです。
毎年は難しいだろうけど、また観たいな。

ライブ、今年はあるって信じてますよ。
剛くんでやられまくってたけど、
やっぱりSMAPあってこその剛くんですもんね。
楽しみに待ってましょうね。
非公開コメント

プロフィール

ゆきちん

Author:ゆきちん
山口県に住んでいる、草なぎ剛くんとSMAPが大好きな、自閉症っ子のママです。
剛くんとSMAPに日々癒され、笑顔と元気をもらっています。
毎日の出来事や、剛くんのことを気ままに書いていきたいなと思っています。

たくさんの剛くんファンや、SMAPファンのみなさんとお友達になれたらとっても嬉しいです。

コメントについて
いつもたくさんのコメントをいただいて、ほんとに嬉しく思っています。 いただいたコメントは、公開、非公開に関わらず、HNでお返事させていただいています。 もし、イニシャル表示がいいよ~っていう方がいらっしゃいましたら、その都度教えて下さいね。 よろしくお願い致します。
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
BALLAD 名もなき恋のうた
ポンズラーくん
メールフォーム
いつでもどうぞ! たくさんお話しましょう。

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。